第9回「絵を描くこと」vol.2

「菜の花」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

すきとか、キライとかじゃなくて


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『菜の花色(なのはないろ)』とは、あぶらなの花色のような明るく鮮やかな黄色のことです。

口にするとほろ苦く、青々しく、春の味、始まりの味がします。
古くから日本に存在する花で、胸が温かくなります。
菜の花畑でする深呼吸は、新しい何かを感じさせてくれます。


『菜種色(なたねいろ)』とも呼ばれましたが、菜種油の色に因ちなんだ『菜種油色(なたねあぶらいろ)』も『菜種色』と呼ばれていたため、混乱を避けて『菜の花色』と呼ばれるようになったようです。
なお、色名としては『菜種油色』のほうが古く『菜種色』もこの色を指していました。

「3」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


1本や2本の線では空間はつくれないけど


3本揃えば途端に広がりを見せる


どんな形になるのかは、それぞれの線次第


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

恋藍・深緋・菜の花を合わせてみると三角形が出来上がります。
それぞれに色をもち、 それぞれに ストーリーがあり、 それぞれに 世界があります。
3枚合わせても正三角形とはならず、まだ隙間があって、それぞれが完璧な線ではありません。

それでも、寄り添い合うことでまた一つの世界を作ることができます。

三角が四角になり、四角が六角になり、丸になったりもすることでしょう。

変化を恐れず、それぞれの色と繋がり、形にしていきたいですね。

「繋がる」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一歩を踏み出すことに

とても勇気がいるこの時代で

「大丈夫、ずっとそばにいるよ」

言葉にしなくても
その手の温もりが
一歩を踏み出す勇気になる


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「一人でもやってみせる」そんな意地と虚勢を張ってやってきました。
そんなことは到底できるわけはなく、いつも支えられて今、私は息をしていられます。
でも、時々それを当たり前のように感じて振る舞う自分もいます。
ふと我に返り、恥ずかしさで胸が締め付けられます。

支えてくれるその手と心のぬくもりにあぐらをかかぬよう、お互いの成長のために努力し続ける人間でいられるよう、

戒めのために描きました。

NEW POST
第33回「fucica POP UP <THE COVER NIPPON>」
第32回 「巫女体験メイク」
第31回 「年末のご挨拶」
第30回「fucica POP UP <WEEKENDER SHOP ANDEL>」
第29回「fucica mini 団扇 ~novelty~」
第28回「fucica POP UP SHOP」
第27回 「fucica SAKE 【にごり酒】の誕生」
第26回 「《2023.4.22 新発売》感情をいつくしみ、目元色でジャパニーズモードな存在感を。fucica IROFU アイシャドウ 全6色で登場」
第25回 「《新発売》fucica初のアクセサリー【fucica SOUZOKI】」
第24回 「新年のご挨拶