所作とは、立ち振る舞いや身のこなしなど日常の動作すべてを意味し、所作にはその人の内面が映し出されるといいます。
古くから日本人は所作に敏感で、日本の伝統文化である茶道や書道、日本舞踊などの世界では、一つ一つの所作を大切にしてきました。
たとえば茶道では、茶室への入り方、お茶のたて方、受け取り方など、決められた一つひとつの所作に深い意味が込められており、相手を思いやる「おもてなしの心」をあらわします。
茶道や道の世界では「守破離」という言葉をよく耳にします。
物事を学ぶ時の姿勢として、昔から受け継がれている言葉です。
何か新しいことを学び始めるときは、最初は忠実に基本を守り、基本が出来たら、自分で工夫して従来の型を破り、そしてそこから離れ、はじめて自己流を生みだす事ができる、という意味です。
所作は日常の立ち振る舞いそのものを整えること。
毎日何気なくしているルーティーンから少しずつ意識をして、美しい所作を取り入れてみてはいかがでしょうか。
所作が生み出す美しさが、最終的には内面から溢れだす美しさになっていくはずです。
BENIの容器は、日本文化の中で培われた美しい所作へのオマージュです。
「蓋を開け、筆に取り、紅を差す。」
お化粧という日々のルーティーンも、ふるまいが少し変わるだけでぐっとエモーショナルに映り、美への意識もより高まります。
筆、もしくは紅差し指といわれる薬指で、そっと唇を彩る。
「紅を差す」その所作が、よりいっそう美しく優雅なひと時となりますように。
日本人に合う大和色を軸に作られた「BENI」は、ナチュラルからエレガントまで、スタイルに合わせた使い分けが可能なカラーバリエーションとなっています。
皆さまの日常に「大和色」を取り入れ、より彩りのある毎日を楽しんでみてはいかがですか?