いきいきとした表情を叶え、
新しい魅力や可能性を発見できるメイクアップは、見え感というフィジカルな側面だけでなく、心持ちというメンタルな側面にも確実に働きかけるもの。とくに口元は、表情の鍵を握り、皮膚であり粘膜でもある重要なパーツです。口紅を彩り、その姿を鏡に映すことが、いかに全体的な調和とエナジーをもたらしてくれるかを
「*化粧療法」の視点から見つめます。
「蓋を開け、筆に取り、紅を差す。」クイックに塗り上げるリップスティックとは違った、日本文化の中で培われた所作へのオマージュ。日々のルーティーンも、ふるまいが少し変わるだけでぐっとエモーショナルに映ります。筆、もしくは紅差し指といわれる薬指で、そっと唇を彩る。
その人の存在感に魅力を灯す仕草が、いっそう美的に高まるしつらえにこだわって。「BENI」はレフィルを真鍮の容器にセットする仕様で、レフィルを外すためのツールはステンレス製です。機能性とシンプルな美しさを備えたツールを扱うことで、レフィルを取り替える場面まで優美に、スマートに。
「BENI」のための重厚感のある真鍮の容器は、薄めたお酢でくすみを拭き取ったり、少量の椿油で磨きあげるなど、手入れをして使いこむことで 輝く“用の美”、唯一無二な味わいを楽しめます。レフィルの金皿は再生可能な資源で、レフィルを梱包するポリプロピレンのケースも リピーターの方には返却レフィルイン制度を準備中です。できる限りゴミを増やさないという環境への配慮はもちろんですが、『fucica』は「大切なものを、手入れしながら使い続ける」ともに美しくエイジングしていく心の豊かさにこそ、サスティナブルの本質があると考えてこのスタイルになりました。